〜名古屋市交通局 Nagoya transpotation authority(City Subway)〜

1957年11月15日に1号線(東山線)名古屋〜栄間が開業して以来、順次路線の開業や延長を繰り返し、現在では6路線93.3kmのネットワークを形成している、名古屋市交通局。
2004年10月6日に、2号線・4号線(名城線)で日本の地下鉄初の環状運転が開始されました。
現在、1号線(東山線 高畑〜藤が丘)と2号線・4号線(名城線・名港線 金山〜栄〜大曽根〜本山〜八事〜金山・金山〜名古屋港)が直流600V・第三軌条方式、3号線(鶴舞線 上小田井〜赤池)、6号線(桜通線 中村区役所〜徳重)、7号線(上飯田線 平安通〜上飯田)は直流1500V・架空電車線方式がとられています。
なお、鶴舞線は名鉄豊田線・名鉄犬山線と、上飯田線は名鉄小牧線とそれぞれ相互直通運転が実施されています。


名古屋市交通局3000形 3000形
走行音(三菱)
録音車両:3110
録音区間:名鉄犬山線/布袋〜石仏
制御方式:AVF(自動可変界磁式)チョッパ制御(三菱・CAFM-188-15RM型)
主電動機:135kw×4(MB-3210-A型) ギア比:6.19

走行音(日立)(全廃)
録音車両:3112
録音区間:名鉄犬山線/大山寺〜徳重・名古屋芸大
制御方式:AVF(自動可変界磁式)チョッパ制御(日立・CH-MR113型)
主電動機:135kw×4(HS-1033Grb型) ギア比:6.19

発車予告ホン(2代目)
録音編成:3114H
録音場所:赤池駅

鶴舞線開業時に導入された、交通局初の冷房車です。
現在ではN3000形による置き換えで廃車が出始めています。
この形式のみ独特な発車予告ホンが使用されております。なおこの発車予告ホンは2代目で、初代はベルが「ジリジリジリ」と鳴っていたそうです。

名古屋市交通局5000形 5000形(全廃)
走行音(三菱)
録音車両:5313
録音区間:東山線/中村日赤〜本陣
制御方式:AVF(自動可変界磁式)チョッパ制御(三菱・CFM-138-6RH型)
主電動機:95kw×4(MB-3255A型) ギア比:6.44 

走行音(日立)
録音車両:5309
録音区間:東山線/八田〜岩塚
制御方式:AVF(自動可変界磁式)チョッパ制御(日立・CH-MR124型)
主電動機:95kw×4(HS-14531-01RB型) ギア比:6.44

5000形は1980年から東山線の輸送力増強、黄電(100形・200形)の置き換え用として作られました。
車体はアルミ製で、5121H〜5123Hの車内にはLED案内表示機がつけられています。

名古屋市交通局6000形

6000形
走行音(徳重方先頭車/東芝)(消滅)
録音車両:6119
録音区間:桜通線 瑞穂運動場西〜新瑞橋
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝GTO初期型・INV019-A型)
主電動機:170kw×4(SEA-316型) ギア比:6.19

走行音(徳重方3両目/日立)(消滅)
録音車両:6318
録音区間:桜通線 瑞穂運動場西〜新瑞橋
制御方式:VVVFインバータ制御(日立GTO初期型※元設計東芝・VFG-HR1420E型)
主電動機:170kw×4

走行音(徳重方3両目・4両目連結部/日立)(消滅)
録音車両:6317-6717
録音区間:桜通線 瑞穂運動場西〜新瑞橋
制御方式:VVVFインバータ制御(日立GTO初期型※元設計東芝・VFG-HR1420E型)
主電動機:170kw×4

走行音(制御装置等更新車)
録音車両:6111
録音区間:桜通線 瑞穂区役所〜瑞穂運動場西
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)
主電動機:170kw×4 ギア比:6.19

桜通線の開業用・野並延伸用に製造された6000形です。
一番上のファイルは野並方先頭車の走行音です。普通の初期型東芝GTOの音です。
真ん中のファイルは中村区役所方2両目と3両目の貫通路部分での音です。
全体の加減速を調整した関係で,中間車同士の音がずれています。乗り心地は大変よくありません。
近年、ホームドア設置により停車位置のずれに関してシビアになったこと、足回りの老朽化等もあり、全編成がVVVF制御装置がIGBT化されました。


名古屋市交通局2000形 2000形
走行音(東芝)(消滅)
録音車両:2222
録音区間:名城線/堀田〜伝馬町
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝GTO・INV048-A0型)
主電動機:75kw×4(SEA-319型) ギア比:6.44

走行音(日立)(消滅)
録音車両:2221
録音区間:名城線/神宮西〜西高蔵
制御方式:VVVFインバータ制御(日立GTO※元設計東芝・VF-LR100型)
主電動機:75kw×4(HS-34529-03RB型) ギア比:6.44

走行音(三菱)(消滅)
録音車両:2208
録音区間:名城線/伝馬町〜神宮西
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO※元設計東芝・MAP-088-60V19型)
主電動機:75kw×4(MB-5027-A型)

走行音(ベクトル改造車・東芝)
録音車両:2523
録音区間:名城線/自由ケ丘〜茶屋ヶ坂
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝GTO)
主電動機:75kw×4(HS-34529-03RB型) ギア比:6.44

走行音(制御装置更新車)
録音車両:2225
録音区間:名城線/伝馬町〜神宮西
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱IGBT)
主電動機:75kw×4(MB-5027-A型)

2000形は1989年に輸送力増強、黄電(1000形列)の置き換え用として作られました。
車体はステンレス製で、車内にはLED案内表示機、一部編成にはマップ式路線図の列車位置案内表示機も設置されています。
また、2123H、2128H〜2136Hはソフト変更がされています。

名古屋市交通局5050形 5050形
走行音(日立)(消滅)
録音車両:5363
録音区間:東山線 八田〜岩塚
制御方式:VVVFインバータ制御(日立GTO※元設計東芝・VF-LR100型)
主電動機:75kw×4(HS-34529-03RB型) ギア比:6.44

走行音(三菱)(消滅)
録音車両:5365
録音区間:東山線 八田〜岩塚
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO※元設計東芝・MAP-088-60V19型)
主電動機:75kw×4(MB-5027-A型) ギア比:6.44

走行音(ベクトル改造後・日立)
録音車両:5363
録音区間:東山線 中村日赤〜本陣
制御方式:VVVFインバータ制御(日立GTO※元設計東芝・VF-LR100型)
主電動機:75kw×4(HS-34529-03RB型) ギア比:6.44

走行音(ベクトル改造後・三菱)
録音車両:5376
録音区間:東山線 岩塚〜中村公園
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO※元設計東芝・MAP-088-60V19型)
主電動機:75kw×4(HS-34529-03RB型) ギア比:6.44

5050形は1992年から東山線の輸送力増強、黄電(250形・300形)の置き換え用として作られました。
車体はステンレス製で、車内にはLED案内表示機がつけられています。
5158H以降は、扉上に千鳥配置でマップ式路線図の列車位置案内表示機も設置されてい
ホーム柵設置時にワンマン化・ATO化とともに、全編成ベクトル制御化され、一部の編成では制御装置の更新も行われています。

名古屋市交通局3050形

3050形
走行音(東芝)
録音車両:3160
録音区間:名鉄犬山線/布袋〜石仏
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝GTO初期型)
主電動機:170kw×4 ギア比:6.19

走行音(三菱)
録音車両:3157
録音区間:名鉄犬山線/布袋〜石仏
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO初期型)
主電動機:170kw×4 ギア比:6.19

3050形は、1993年に製造された上小田井延伸用・増発用の車両です。
3151H〜3155H、3160Hが東芝製の制御装置、3156H〜3159Hが三菱製の制御装置を積んでおり、音の差異が少しばかり見られます。
3159Hは中間に組み換えで余った3000形を挟んでおり、見た目にも面白い編成となっていましたが、2019年に廃車となりました。


名古屋市交通局7000形

7000形
走行音
録音車両:7301
録音区間:名鉄小牧線/間内〜小牧口
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)
主電動機:170kw×4 ギア比:6.19

上飯田線開業用に製造された7000形。小牧線との直通運転の関係で、平日・土日ともに午前中と深夜しか動いていません。
足回りは名市交初の2レベルIGBT素子使用のVVVFインバータ制御となりました。


名古屋市交通局N1000形 N1000形
走行音
録音車両:N1514
録音区間:東山線/中村日赤〜本陣
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱IGBT)
主電動機:95kw×4 

平成20年3月26日から東山線で運転を開始したN1000形です。
15年ぶりの新型車両だけあって、さすがに静粛性は上がっています。

名古屋市交通局6050形 6050形
走行音
録音車両:6754
録音区間:桜通線 瑞穂運動場西〜新瑞橋
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋2レベルIGBT)
主電動機:170kw×4 ギア比:6.19

桜通線徳重延長用に増備された6050形。それゆえに4編成しか在籍していません。
足回りは名市交初の東洋製VVVFとなりました。

名古屋市交通局N3000形 N3000形
走行音(東洋モーター)
録音車両:N3202
録音区間:名鉄犬山線/布袋〜石仏
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋2レベルIGBT)
主電動機:170kw×4 ギア比 6.19

鶴舞線の3000形置き換え用として製造されているN3000形。車体は第1編成のみ日立製作所が、第2編成以降は日本車両が製造しているため、外観が前者と後者で大幅に違います。
足回りは桜通線6050形に続いて東洋製VVVFとなりました。


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