−東京地下鉄 Tokyo Metoro−


東京地下鉄(東京メトロ)の元となったのは、「帝都高速度交通営団」で、1927年11月15日に3号線(銀座線)浅草〜上野間が開業して以来、順次路線の開業や延長を繰りかえしてきました。
2004年4月1日に民営化され、同時に「東京メトロ」に社名を変更しました。
現在、3号線(銀座線 浅草〜渋谷)・4号線(丸ノ内線 池袋〜荻窪・中野坂上〜方南町)が直流600V・第三軌条方式、2号線(日比谷線 北千住〜中目黒)、5号線(東西線 中野〜西船橋)、7号線(南北線 目黒〜赤羽岩淵)、8号線(有楽町線 和光市〜新木場)、9号線(千代田線 綾瀬〜代々木上原・綾瀬〜北綾瀬)、11号線(半蔵門線 渋谷〜押上)、13号線(副都心線 和光市〜渋谷)は直流1500V・架空電車線方式がとられています。
なお、2・5・7・8・9・11・13号線ではそれぞれ2社または3社と相互直通運転を行っています。


6000系

6000系(全廃)
走行音(日立3レベルIGBT改造車)
録音車両:6314
録音区間:JR常磐線 我孫子〜北柏
制御方式 VVVFインバータ制御(日立IGBT・VFI-HR4820形)
主電動機 160kw×4

走行音(三菱3レベルIGBT改造車)
録音車両:6318
録音区間:JR常磐線 天王台〜我孫子
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱IGBT・MAP-178-15V53形)
主電動機 160kw×4

走行音(日立2レベルIGBT改造車)
録音車両:6929
録音区間:JR常磐線 柏〜北柏
制御方式 VVVFインバータ制御(日立2レベルIGBT・VFI-HR1410K形)
主電動機 165kw×4

走行音(三菱2レベルIGBT改造車)
録音車両:6324
録音区間:JR常磐線 天王台〜我孫子
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT・MAP-174-15V122形)
主電動機 165kw×4

6000系は1968年から千代田線用として作られました。
世界で初めて電機子チョッパ制御を採用しており、「21世紀の電車」というキャッチフレーズで2018年まで活躍しました。
一部ではVVVF改造がされています。3次車までは3レベルIGBT、4次車以降は2レベルIGBTに改造された編成があります。


8000系

8000系
走行音(VVVFインバータ改造車)
録音車両:8817
録音区間:東急田園都市線 すずかけ台〜南町田グランベリーパーク
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)
主電動機 165kw×4

8000系は1981年に半蔵門線用の車両として登場しました。
登場当初は6000系や7000系などと同じAVFチョッパ制御でしたが、現在はVVVFインバータ制御に更新されています。


03系

03系(全廃)
走行音(日立製高周波分巻チョッパ車)
録音車両:03-216
録音区間:東武鉄道日光線 幸手〜杉戸高野台
制御方式 高周波分巻チョッパ(日立)
主電動機 160kw×4 ギア比 5.73

走行音(日立製VVVFインバータ制御車)
録音車両:03-233
録音区間:東武鉄道日光線 幸手〜杉戸高野台
制御方式 VVVFインバータ制御(日立3レベルIGBT・VFI-HR4820A型)
主電動機 190kw×4 ギア比 7.79

走行音(三菱製VVVFインバータ制御車)
録音車両:03-237
録音区間:東武鉄道日光線 幸手〜杉戸高野台
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱3レベルIGBT・MAP-198-15V46形)
主電動機 190kw×4 ギア比 7.79

走行音(三菱製VVVFインバータ制御改造車)
録音車両:03-207
録音区間:東武鉄道日光線 幸手〜杉戸高野台
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱IGBT)

03系は1988年から日比谷線の3000系置き換え用として作られました。
6年間にわたって製造され、製造途中で制御装置もチョッパからVVVFに変更となっています。
なお一部のチョッパ車ではVVVF改造がされています。


05系

05系
6・7次車走行音
録音車両:05-920
録音区間:東葉高速鉄道線 村上〜八千代中央
制御方式 VVVFインバータ制御(東芝3レベルIGBT・SVF009-B0形)
主電動機 205kw×4 ギア比 7.79(109:14)

8・9次車走行音
録音車両:05-926
録音区間:東葉高速鉄道線 飯山満〜東海神
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT・MAP-214-15V83形)
主電動機 205kw×4 ギア比 7.79(109:14)9

10次車走行音
録音車両:05-932
録音区間:東葉高速鉄道線 村上〜八千代中央
制御方式 VVVFインバータ制御(日立2レベルIGBT・VFI-HR2420D形)
主電動機 205kw×4 ギア比 7.79(109:14)

13次車走行音
録音車両:05-843
録音区間:東西線 妙典〜行徳
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱IGBT・MAP-178-15V134形)
主電動機 165kw×4 ギア比 6.21(87:14)

05系は1988年から東西線の輸送力増強や5000系置き換え用として作られました。
2004年までの長期間にわたって製造され、製造途中で車体形状が大幅に変更されたり、制御装置もチョッパからVVVFに変更となっています。
一部の編成はワイドドアになっているなど、東西線の輸送体系にあわせたものになっています。
現在は6・7次車までを対象にB修が施行されています。一部の初期車は北綾瀬支線への転属なども行われています。


9000系

9000系
走行音(1次車・日立GTO)
録音車両:9601
録音区間:埼玉高速鉄道線 鳩ヶ谷〜新井宿
制御方式 VVVFインバータ制御(日立GTO後期)
主電動機 190kw×4 ギア比 7.79(109:14)

走行音(1次車・三菱GTO)
録音車両:9201
録音区間:埼玉高速鉄道線 南鳩ヶ谷〜川口元郷
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱GTO後期)
主電動機 190kw×4 ギア比 7.79(109:14)

走行音(5次車)
録音車両:9623
録音区間:埼玉高速鉄道線 南鳩ヶ谷〜川口元郷
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT)
主電動機 190kw×4

南北線用9000系は、1991年より製造が開始されました。
1次車から5次車と長期にわたって製造され、多種多様な走行音を聞くことができます。


07系

07系
走行音(三菱・東西線転籍後)(消滅)
録音車両:07-902
録音区間:東葉高速鉄道線 飯山満〜東海神
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱3レベルIGBT・MAP-214-15V40形)
主電動機 205kw×4 ギア比 7.79(109:14)

走行音(日立)(消滅)
録音車両:07-906
録音区間:東葉高速鉄道線 村上〜八千代中央
制御方式 VVVFインバータ制御(日立3レベルIGBT・VFI-HR4420A形)
主電動機 205kw×4 ギア比 7.79(109:14)

07系は、1992年〜94年にかけて有楽町線用として製造されました。
6両編成6本と小所帯ですが、1次車と2次車でVVVF制御装置のメーカーが違い、走行音が異なっておりました。
後に東西線に移籍し、B修が実施されたため上の走行音は過去のものになりました。


16000系

16000系
走行音(東芝IGBT)
録音車両:16207
録音区間:JR常磐緩行線 天王台〜我孫子
制御方式 VVVFインバータ制御(東芝IGBT)
主電動機 205kw×4

走行音(三菱IGBT)
録音車両:16220
録音区間:JR常磐緩行線 我孫子〜北柏
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱IGBT)
主電動機 205kw×4

千代田線用の新車、16000系です。
新造車初のPMSM(永久磁石同期電動機)使用車となっています。
前期車は東芝IGBT、後期車は三菱IGBTとなっており、それぞれ加減速音が異なります。


13000系

13000系
走行音(前期車)
録音車両:13209
録音区間:東武鉄道日光線 杉戸高野台〜幸手
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱IGBT・MAP-214-15V284形/MAP-216-15V285形)
主電動機 205kw×2(SEA-535型) 歯車比 7.79(109:14)

走行音(後期車)
録音車両:13225
録音区間:東武鉄道日光線 幸手〜杉戸高野台
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱MOSFET・MAP-214-15V318形/MAP-216-15V319形)
主電動機 205kw×2(SEA-535型) 歯車比 7.79(109:14)

走行音(同期リラクタンスモーター試験車)
録音車両:13244
録音区間:東武鉄道日光線 杉戸高野台〜幸手
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱MOSFET・MAP-214-15V318形/MAP-216-15V319形)
主電動機 250kw×2

日比谷線用13000系は、2017年より導入された日比谷線用の車両です。
7両編成すべての車両が電動車ですが、各台車にモーターを一台ずつ積むため、3.5M3.5Tとなっています。
2021年より13244Fの中目黒方2両を用いて同期リラクタンスモーターの試験を行っています。




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