〜近畿日本鉄道 Kintetsu Corporation 〜

大阪を中心に京都・奈良・三重・愛知に路線網を持つ近畿日本鉄道。
現在では私鉄最大の508.2kmの路線網をもち、各路線の特性に合わせて、また各幹線で接続をとりつつ運行されています。
車両面でも標準軌・狭軌・特殊狭軌と3種類存在し、特に特殊狭軌線は幅が狭いため独自の車両が導入されているなど、面白みも多々あります。
また、過去には大阪線系統と奈良線系統で車両が異なっており、現在でもまだまだ随所に見ることができます。


近鉄1810系

1810系
走行音
録音車両:1827
録音区間:名古屋線/豊津上野〜白塚
制御方式 抵抗制御(日立製NMC-HTB-10B型)
主電動機 155kw×4(MB-3110A型) ギア比 4.61

1810系は、1800系にラインデリアを装備した名古屋線系統の通勤型車両として、1967年から2両編成と3両編成が16編成製造されました。
抑速ブレーキがないため、廃車が進行しています。現在は2両編成2本が残るのみです。


近鉄1220系

1220系
走行音(ソフト変更後)
録音車両:1221(後編成:AX17)
録音区間:大阪線/松塚〜真菅
制御方式 VVVFインバータ制御(日立GTO/VF-HR-123型)
主電動機 165kw×4(MB-5023A型) ギア比 6.31

1220系は、大阪・名古屋線系統の通勤型車両として3編成が製造されました。その後の増備は標準軌全線共通仕様の1230系列に移行しています。
現在も全車大阪線で活躍しています。


近鉄1230系・1020系列

1230系・1020系列
走行音(1020系)
録音車両:1021
録音区間:橿原線/石見〜結崎
制御方式 VVVFインバータ制御(日立GTO/VF-HR-123型)
主電動機 165kw×4(MB-5035A/B型) ギア比 5.73

1230系は、上記の1220系をもとに標準軌全線共通仕様で設計された2両編成のVVVF車で、補助電源装置や台車の変更などで形式が細かく分けられています。1020系については1230系の4両編成・6両編成として製造されたため形式分けされたものです。
1230系は標準軌各線(田原本線や生駒線、湯の山線、鈴鹿線、けいはんな線を除く)で、1020系列は奈良線・京都線系統(田原本線除く)で活躍しています。


近鉄1420系

1420系
走行音(更新後)
録音車両:1421(前編成:VG21)
録音区間:大阪線/大和高田〜松塚
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱GTO/SIV-G135型)
主電動機 165kw×4(MB-5014-A型) ギア比 5.73

1420系は、近鉄初のVVVF制御試験車として製造されました。架線電圧1500Vの鉄道線では初のVVVF制御車です。
登場当初は1250系を名乗っていましたが、1422系・1230系の登場時に改番されています。
現在も全車大阪線で活躍しています。


近鉄1430系 1422系・1430系列・1620系
走行音(1422系ソフト変更後)
録音車両:1425(後編成:X20)
録音区間:大阪線/大和朝倉〜長谷寺
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱GTO/MAP-174-15VD13型)
主電動機 165kw×4(MB-5023A型) ギア比 6.31

走行音(1436系)
録音車両:1436
録音区間:大阪線/大三〜伊勢石橋
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱GTO/MAP-174-15VD27形)
主電動機 165kw×4(MB-5035-A/MB-5035-B型) ギア比 5.73

1422系は、1420系の量産形として製造されました。ギア比が大きくとられています。
登場当初は1250系を名乗っていましたが、1230系の増備時に改番されています。
現在も全車大阪線で活躍しています。
1430系は、大阪線系統と奈良線系統の共通仕様の通勤型車両として1990年から製造されました。
ただし、現在は大阪線・名古屋線のみに配置されています。

近鉄5200系列 5200系列
走行音(5200系前期車)
録音車両:5251(前編成:VW24)
録音区間:大阪線/長谷寺〜大和朝倉
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱GTO/MAP-174-15VD27形)
主電動機 160kw×4(MB-5023-A型) ギア比 6.31(16:101)

走行音(5200系後期車)
録音車両:5256(後編成:W24)
録音区間:大阪線/築山〜大和高田
制御方式 VVVFインバータ制御(三菱GTO/MAP-174-15VD27形)
主電動機 160kw×4(MB-5035-A型) ギア比 5.73(15:86)

5200系は2600系列にかわる長距離通勤型車両として1988年に登場しました。3扉転換クロスシートを装備しています。
現在は大阪線・名古屋線のみに配置されています。

近鉄3220系 3220系
走行音
録音車両:3822
録音区間:京都線/寺田〜富野荘
制御方式 VVVFインバータ制御(日立IGBT/VFI-HR-1420A型)
主電動機 185kw×4(MB-5085-A型) ギア比 6.31

3220系は、2000年3月にシリーズ21の第一弾として6両編成3本が製造されました。
京都市営地下鉄烏丸線直通用として製造されたため、他車との併結を前提としていません。
現在も京都市営地下鉄線直通運用を中心に、奈良線や橿原線・天理線急行などで活躍しています。

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