〜国鉄型車両 Japan Railway Company〜


かつては日本国有鉄道として全国に路線を持っていた「国鉄」。
安定した技術で製造された車両を多くこの世に送り出してきました。
現在、路線はJRとして分割民営化されましたが、車両は引き継がれ各社で多くが活躍しています。



[電車]
国鉄103系 103系
走行音
録音区間 桜井線/畝傍〜香久山
録音車両 モハ103-385
制御方式 抵抗制御(CR20A型)
主電動機 110kw×4(MT55型) ギア比 6.07

103系は、大都市通勤路線用に1963年以降長期間導入されました。
当時安定した技術のもとで作られており、北は仙台、南は福岡まで見ることができました。
現在では、JR西日本とJR九州で活躍しています。

国鉄113系 113系
走行音
録音区間 草津線/寺庄〜甲南
録音車両 モハ113-5720
制御方式 抵抗制御(CS15型)
主電動機 120kw×4(MT54型) ギア比 17:82(4.82)

113系は、111系をもとにした近郊型車両で、1963年から82年にかけて2,900両ほどが製造されました。
当時安定した技術のもとで作られており、温暖で平坦な土地の普通列車や快速列車に使用されました。
現在では、JR西日本で活躍しています。

国鉄115系 115系
走行音
録音区間 中央本線/猿橋〜鳥沢
録音車両 クモハ115-309(後編成:M10)
制御方式 抵抗制御(CS15型)
主電動機 120kw×4(MT54型) ギア比 17:82(4.82)

115系は、勾配を抱える路線用に113系をマイナーチェンジした車両として1963年から製造されたものです。
3扉ボックスシートということもあり、現在でもJR東日本、JR西日本、しなの鉄道の直流電化路線で活躍しています。

国鉄485系 485系(ジョイフルトレインを除き全廃)
走行音(1000番台/直流区間)
録音区間 信越本線/東三条〜見附
録音車両 モハ485-1082
制御方式 抵抗制御(CS15型)
主電動機 120kw×4(MT54型) ギア比 22:77(3.50)

485系は、交直流区間を跨いで運転される特急用車両として1968年から製造されたものです。
183・189系と同様の車体構造を持ち、481系・483系・489系とともに全国各地で幅広く運用されました。
末期には北陸・信越地区で活躍していました。

国鉄475系 475系・457系(全廃)
走行音(475系)
録音区間 北陸本線(現:あいの風とやま鉄道線)/越中大門〜小杉
録音車両 クモハ475-45(後編成:A26)
制御方式 抵抗制御(CS15型)
主電動機 120kw×4(MT54型) ギア比 4.21

走行音(457系)
録音区間 北陸本線(現:えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン)/浦本〜能生
録音車両 クモハ457-16
制御方式 抵抗制御(CS15型)
主電動機 120kw×4(MT54型) ギア比 4.21

475系は471系をベースとした交直両用の急行型車両として1965年から製造されたものです。
457系は主変圧器を変更し、3電源対応としたため形式変更がなされたものです。
分割民営化時はJR東日本・JR西日本・JR九州で活躍していましたが、現在はすべて廃車になっています。

国鉄415系 415系
走行音(100番台)
録音区間 日豊本線/今津〜東中津
録音車両 モハ415-118
制御方式 抵抗制御(CS12G型)
主電動機 120kw×4(MT54型) ギア比 17:82(4.82)

走行音(1500番台)
録音区間 常磐線/南中郷〜磯原
録音車両 モハ415-1529(後編成:K529)
制御方式 抵抗制御(CS12G型)
主電動機 120kw×4(MT54型) ギア比 17:82(4.82)

415系は、交直両用の近郊型車両として401系をベースに1971年から製造されたものです。
多くが鋼製車ですが、1500番台に区分された211系と同等の車体を持つ車両も存在しています。
3扉で交直両用ということもあり、現在でもJR九州の電化路線で活躍しています。

国鉄117系 117系
走行音
録音区間 草津線/甲賀〜油日
録音車両 モハ117-309
制御方式 抵抗制御(CS43A型)
主電動機 120kw×4(MT54D型) ギア比 4.82

117系は、並行民鉄との競争にさらされる関西地区・東海地区での快速系列車として1979年から製造されたものです。
2扉転換クロスシートとされ、並行民鉄の車両と遜色ない居住性を兼ね備えています。
なお、JR東海に引き継がれた車は平成23年度末で全車引退しました。

国鉄201系 201系
走行音(量産車)
録音区間 関西本線/郡山〜大和小泉
録音車両 モハ201-152
制御方式 サイリスタチョッパ制御(CH1型)
主電動機 150kw×4(MT60型) ギア比 15:84(5.60)

201系は、オイルショック後の当時としては省エネ通勤型車両として製造されました。
サイリスタチョッパ制御で、当時の国鉄としては画期的でした。
現在では、関西本線(大和路線)で活躍しています。

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