ーJR東海 Central Japan Railway Companyー
東海道新幹線と愛知・岐阜・三重・静岡と長野・山梨・滋賀の一部を営業エリアとするJR東海。
新幹線・在来線ともに積極的に投資が行われている会社で、近年も新車が多く導入されています。
新幹線は300系から700系、N700系へ、在来線は311系から313系へと、着実に新機軸の導入が進んでいます。特急型車両は近年導入されていませんが、パノラマ型車両の371系・383系・キハ85形など、凝ったデザインの車両が多く活躍しています。
311系
走行音
録音車両:クモハ311-15(後編成:G11)
録音区間:東海道本線/三河大塚〜愛知御津
制御方式:界磁添加励磁制御(C-CS57A形)
主電動機:120kw×4(C-MT61A型) ギア比:5.19(16:83)
311系は、1989年から1990年にかけて、東海道本線の新快速列車用として製造されました。
並行する名鉄に対抗するため、3扉転換クロスシートを採用し、最高速度も120km/hとなっています。
現在では313系に後を譲り、東海道本線の普通列車をメインに活躍しています。
383系
走行音(試作車)
録音車両:モハ383-1
録音区間:中央本線/金山〜千種
走行音(量産車)
録音車両:モハ383-4
録音区間:中央本線/金山〜千種
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝GTO/C-SC35形)
主電動機:155kw×4(C-MT65型) ギア比:5.57
373系は、1994年に特急「しなの」用の車両として製造されました。
制御付き自然振り子を採用しており、381系と比べて曲線通過速度の向上を図っています。
また、JR東海ではVVVFインバータ制御が初めて採用された車両です。
373系
走行音(異音車・回生ブレーキ)
録音車両:クモハ373-8(後編成:F4)
録音区間:東海道本線/二川〜新所原
走行音(発電ブレーキ)
録音車両:クモハ373-2(後編成:F4)
録音区間:東海道本線/鷲津〜新居町
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝GTO/C-SC35形)
主電動機:185kw×4(C-MT66型) ギア比:6.53(15:98)
373系は、1995年に汎用特急車として製造されました。
おもに飯田線、身延線の特急として活躍するかたわら、過去にはムーンライトながらとしても活躍していました。
車内は車端連結部を除き回転式リクライニングシートが配置されており、デッキこそないものの居住性は高めになっています。
313系
走行音(1・2次車)
録音車両:クモハ313-7
録音区間:東海道本線/三河大塚〜愛知御津
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝3レベルIGBT/C-SC37A型)
主電動機:185kw×4(C-MT66A型) ギア比 6.56
走行音(3〜5次車)
録音車両:クモハ313-5015(後編成:Y32)
録音区間:東海道本線/蒲郡〜三河三谷
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝3レベルIGBT/C-SC37A型)
主電動機:185kw×4(C-MT66C型) ギア比:6.56
313系は、1999年に汎用通勤型車両として製造されました。
名古屋地区の東海道本線・中央本線・関西本線用には転換クロスシートを中心とした車両が、ローカル線にはボックスシートを中心とした車両が、静岡地区にはロングシートを中心とした車両が導入されており、番台も細かく分かれているのが特徴です。
キハ85形
走行音
録音車両:キロ85-2(後車両:キハ84-302+キハ85-1105)
録音区間:高山本線/越中八尾〜速星
走行機関:C-DMF14HZ(カミンズ製・350PS)×2
変速器:C-DW14A(変速1段・直結2段)
キハ85形は、特急「ひだ」「南紀」用に1988年に登場した車両です。
電車並みの加速力があり、また車内も居住性の高い空間となっております。
現在も「ひだ」「南紀」の第一線で活躍しております。
キハ75形
走行音(2次車)
録音車両:キハ75-201(後車両:キハ75-301+キハ75-202+キハ75-302)
録音区間:参宮線/五十鈴ヶ丘〜二見浦
走行機関:C-DMF14HZB(カミンズ製・350PS)×2
変速器:C-DW14A(変速1段・直結2段)
キハ75形は、快速みえ用に1993年に登場した車両です。
電車並みの加速力があり、また車内も居住性の高い空間となっております。
廃止前の急行かすがや電化前の武豊線、同線直通の区間快速にも充当されていました。
キハ25形
走行音
録音車両:キハ25-103
録音区間:武豊線/東成岩〜半田
走行機関:C-DMF14HZD(カミンズ製・520PS)×1
変速器:C-DW23(変速1段・直結4段)
キハ25形は、2010年から2011年にかけて登場した車両です。
車体は313系をベースにしたもので、外観はあまり差異がありません。
足回りは、1基あたりの出力こそキハ75形のエンジンより大きいものの、キハ75形の2基搭載から1基搭載に変更されたため、相対的にみると出力ダウンという形になっています。
現在は高山本線や太多線で充当されています。
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